SUMCOは、日本の半導体ウェハー（半導体基板）メーカーであり、世界的にも有名な企業です。

【業務内容】 SUMCOは、半導体ウェハーの製造・販売を主な業務としています。半導体ウェハーは、半導体チップの製造に必要な基盤となる重要な素材であり、高純度のシリコンを使った円盤状の基板です。SUMCOは、世界中の半導体メーカーに半導体ウェハーを供給しており、スマートフォンや自動車、IoT機器などに使われる半導体チップの製造に欠かせない存在です。半導体ウェハーの製造技術や品質管理技術に強みを持ち、半導体メーカーのニーズに合わせた高品質の製品を提供しています。加えて、半導体ウェハーの製造に使用される原料や機械装置などの販売も行っています。

【沿革】

• 1999年 – 旭化成と東芝が合弁で半導体ウェハー製造会社としてSUMCOを設立。
• 2000年 – 佐賀県の三養基地に半導体ウェハー製造工場を建設。
• 2001年 – 米国の半導体ウェハーメーカーSilicon Wafer Technologies（SWT）の買収を発表。
• 2003年 – 中国の半導体ウェハーメーカー中芯国際（SMIC）と業務提携を締結。
• 2005年 – 世界最大級の半導体ウェハー製造工場を、佐賀県三養基地に建設。
• 2014年 – 米国の半導体ウェハーメーカーMEMC Electronic Materials社（現・SunEdison）の買収を発表。
• 2016年 – 佐賀県三養基地に世界最大級の半導体ウェハー製造工場を追加投資し、生産能力を大幅に増強。
• 2019年 – 韓国の半導体ウェハーメーカーの東部応用材料（EMC）の買収